アウトドアリビングの作り方とポイントを徹底調査

ステイホームで「おうち時間」が増えた今、「アウトドアリビング」が注目を集めています。今よりもっと自宅での時間を楽しむために、アウトドアリビングの庭リフォームを検討する人が増えているようです。

【画像出典:YKK AP https://www.ykkap.co.jp】

元々ガーデニングやアウトドアなど自然が大好きな方には「おうち時間=お庭時間」という方も多いと思いますが、こちらの記事では、今人気の庭リフォーム「アウトドアリビング」を徹底調査してみたいと思います。

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目次

アウトドアリビングとは?
▼リビングとは
▼アウトドアの時代の変化
▼静かに楽しむアウトドアもあり

アウトドアリビングは大きく分けて3タイプ
▼住宅の外側に造るアウトドアリビング
▼室内をリノベするアウトドアリビング
▼離れのアウトドアリビング

人気のアウトドアリビングの例7点
CASE1.回り廊下式アウトドアリビング
CASE2.ガレージの上にアウトドアリビング
CASE3.ダブルのアウトドアリビング
CASE4.渡り廊下を兼ねたアウトドアリビング
CASE5.モンゴルゲルを利用したアウトドアリビング
CASE6.既存のベランダを庭リフォームしたアウトドアリビング
CASE7.なんちゃってアウトドアリビングを楽しむ

まとめ

アウトドアリビングとは?

【画像出典:YKK AP  https://www.ykkap.co.jp】

「アウトドアリビング」という言葉、最近よく目にするようになりましたが、いったいどういうものなのでしょうか。アウトドアリビングとは、読んで字のごとく、「屋外にあるリビング(居間)」のことをいいます。昨今のアウトドアブームの流れに乗り、更にステイホームに後押しされた形で人気急上昇中!の「アウトドアリビング」について説明したいと思います。

▼リビングとは

リビングとは、家族が食事をしたり、くつろいだり「家族が普段いる場所」であり、一家だんらんのスペースですよね。「お茶の間」などとも言われます。また、応接間がわりに来客を通す部屋としても使われることがあります。

▼アウトドアの時代の変化

アウトドアでイメージするのは、家族や仲間たちと郊外で楽しむ「バーベキュー」や「花火」などです。ひと昔前は、今のようにスマホやタブレットなどありませんでしたので、バーベキューをするときに持ち込む家電は、せいぜいラジカセ程度。音楽を流し、パーティを盛り上げるくらいで、メインは大自然の中に身を置き、人と人との交流を楽しむのが目的でした。

ところが、今人気がある「アウトドア」は少し様子が違うようです。ストレスの多い昨今の世情からか、本当の意味でくつろげる「アウトドア」が人気なのです。
仲間とわいわい楽しむバーベキューは今でも鉄板のイベントですが、一方では、ソロキャンプ(1人でキャンプすること)が流行っているように、他者と交流するのではなく、個人で静かにアウトドアを楽しみたい人も増えています。

▼静かに楽しむアウトドアもあり

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たとえば、自宅の「アウトドアリビング」で、テレビや動画を鑑賞したり、ゲームをしたり、スマホでSNSチェックなどの日常的な楽しみはもちろんのこと、家族に遠慮することなく趣味に没頭できるスペースだったり、あるいは逆に、明かりを消して心を無にして休んだりもできます。遠くに出かけるわけではないので、これなら、夜間や仕事が終わった後でも、楽しむことができますよね。

アウトドアリビングは大きく分けて3タイプ

アウトドアリビングの庭リフォームには、大きく分けて以下の3つが上げられます。
1.住宅の外側に庭リフォームするアウトドアリビング(ウッドデッキ、ベランダなど)
2.住宅の一室をリノベーションする庭リフォームのアウトドアリビング(ビルドインガレージなど)
3.住宅から独立している庭リフォーム「離れ」のアウトドアリビング(ログハウス、東屋など)

▼住宅の外側に造るアウトドアリビング


建物の外に沿わせて作る、人気のアウトドアリビングといえば、ウッドデッキやテラスが一番にあげられるのではないでしょうか。友人知人とウッドデッキでバーベキューをしたり、自慢の花園を眺めながらアフタヌーンティを楽しんだり。心地よい風に吹かれながらハンモックで読書や昼寝をする休日・・・。そんな光景に憧れる方も多いかと思います。


ウッドデッキタイプのアウトドアリビングの庭リフォームが、一番簡単にできるので人気がありますが、テーブルやソファを置くとなると、庭にある程度の土地の余裕があることが前提になってしまいます。

▼室内をリノベするアウトドアリビング

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室内リノベーションのアウトドアリビングは、庭リフォームというより家リフォームに近いものです。室内に造ることができるので、屋根部分や基礎がすでにある分、耐震構造や建物の状態にもよりますが、想像よりも安くできるかもしれませよ。ガラスなどの仕切りをつければ、たとえ台風のような荒天であっても楽しむことができる素晴らしいアウトドアリビングが実現します。開放的な空間で、ヨガ教室や塾など、何かの教室を開催したい自営業の方にもおすすめのタイプです。

【画像出典:LIXL https://www.lixil.co.jp】

駐車場を兼ねてビルドインガレージ風にしてもよいかもしれません。車やバイク、自転車などが趣味の方なら、アウトドアリビングに入り浸ってしまうこと間違いなしですね(笑)。また、ビルドインガレージ風のアウトドアリビングに勝手口を付ければ、荒天の日の車通勤や買い物も、雨に濡れずに勝手口から室内に入ることができて、奥様にも嬉しいことが増えそうですね。

▼離れのアウトドアリビング


ビルドインガレージは構造上難しいという方や、建物自体に手を加えたくない方、住まいとまったく別の空間が欲しいという方におすすめなのが、庭リフォームで作る「離れ」のアウトドアリビングです。

最近はお庭に設置できる「小屋(こや)」タイプを扱うメーカーも増え、冷暖房完備で趣味部屋や仕事部屋などに活用する方も増えている様です。筋トレ用のトレーニングジムにしたり、ピアノやカラオケなどお稽古事の練習用に防音にしたり、事務所にして自宅の目の前に出勤するなんてことも実現します。

特に目的を決めなくても、フリースペースにしておけば来客を泊める「客間」代わりにもなりそうですね。ログハウス風のガレージリビングなら、ナチュラルな木目調ももちろんよいですが、住宅には奇抜すぎて使えないようなレッドやイエローの塗装も、離れの建物なら外国風でカッコいいですね。またヨドガレージのような主要メーカーのガレージならば、カーポートを兼ねたアウトドアリビングができあがります。

ただし、離れに建物を建てる場合は、まずは地盤調査を行い、弱ければ杭を打つなど、住宅を建てた時と同じようにしっかりとした基礎を作りましょう。建築基準法では、屋根と壁に囲まれた「建物」を増築する場合、増築部の床面積が10㎡以上ならば、確認申請が必須となります。


「建物を建てるのはちょっと無理」ということなら、離れに東屋(ガゼボ)を建てて、お庭を見ながらランチやティータイム、夜はビアガーデンや花火などを楽しむのはいかがでしょうか。

このタイプなら、基礎と柱、屋根だけのシンプルな構造ですので、セルフビルドすることも可能かもしれませんね。10㎡以下の東屋などは建築確認をだす必要がありません(※指定地域でない場合。詳しくは庭リフォーム専門業者か自治体にお尋ねください。)建築確認申請自体はそんなに難しいことではありませんし、代理申請してくれる民間の業者もあります。

では、10㎡以下の東屋と、10㎡以下のガレージを同時に施行する場合はどうなのでしょうか。2つを並行して施行した場合や、片方が完成する前に、もう片方に着手した場合には、建築確認申請が必要になります。片方が完全に完成した後に、もう一方の工事を始めたら、別々とみなされ建築確認申請はいりません。

しかし、故意に繰り返されるようなら行政から指導が入りますので、やらないようにしてくださいね。悪質な場合、建築法違反となり懲役や罰金が科せられることがあります。法律などはちょっと苦手、という方は、信頼できるリフォーム業者にお任せしましょう。

人気のアウトドアリビングの例7点

だんだんとアウトドアリビングのイメージがつかめてきたかと思います。それでは、全国のみなさんは実際にどんなアウトドアリビングの庭リフォームをしているのでしょうか。具体的に施工例をに見てみましょう。現実的には無理だったとしても、見ているだけでも夢があり楽しい施工例もありますよ。

CASE1.回り廊下式アウトドアリビング

【画像出典:YKK AP https://www.ykkap.co.jp】

自宅のリビングの一部から、外に向かって増設したアウトドアリビングの例です。この左側にウッドデッキが広がっているのが想像できますね。室内部分なら雨天時でも、大人が家事をしながら、小さなお子さんやペットを遊ばせることができます。
このスタイルは、まるで昭和の古い家にある回り廊下のようではないですか?アウトドアリビングの流行は、時代が一巡して、また戻ってきたような、そんな気がしてしまいます。

CASE2.ガレージの上にアウトドアリビング


車庫の屋上を、2階から出入りできるアウトドアリビングにする施工例です。今では一家に数台の車を持つ家庭も少なくありません。わざわざ不便な縦列駐車にするよりも、思い切って家の前面をガレージにして、屋上を広々と使うアイデアもありますよ。

このケースは、部屋数が減って、一見もったいないように思うかもしれませんが、土地価格の高い都市部などでは、家族全員の駐車場を月極で借りることを考えると、決して無駄ではないかもしれません。

CASE3.ダブルのアウトドアリビング


地下にガレージがある施工例です。高低差のある土地ならこういった半地下の屋根を利用してアウトドアリビングを作ることができます。一段高いところなので特別感がありますね。しかもこの画像は、2階のバルコニーにもアウトドアリビングがあるので、1階のアウトドアリビングの屋根にもなっている例です。

屋根からダウンライトに照らされて大人のリラックスタイムにピッタリですね。この施工例の場合、2階のアウトドアリビングを支えられるよう、耐震構造的にしっかりした柱が必要になってきます。

CASE4.渡り廊下を兼ねたアウトドアリビング

【画像出典:YKK AP https://www.ykkap.co.jp】

同じ敷地内に、実家など家族の家が建っているような場合には、中庭を利用したアウトドアリビングの庭リフォームもおすすめです。渡り廊下を兼ねて、アウトドアリビングを作れば、お互いのプライバシーを守りつつ、一体感のある二世帯住宅が可能になる人気のアイデアです。「隣家とは50cm離さないとならないのでは?」と思ってしまうかもしれませんが、たとえば、どこの家のフェンスを見ても50cm離れていないところから分かる通り、建物同士でないなら民法の50cm離さなくてもよいと解釈できます。家族の家であればやってみる価値はありそうですね。

CASE5.モンゴルゲルを利用したアウトドアリビング


離れのアウトドアリビングに、「ゲル」を建ててみる、というアイデアです。ゲルとは、モンゴルの移動式住居のことで、遊牧民が家畜とともに移動した先で、組み立てて作る簡易ハウスです。たまに日本でもイベントやキャンプ場などで見かけることもありますね。ゲルは50万円~100万円ほどで入手できますし、レンタルもあるようです。

広い敷地があっても「離れに建物を建てるのはちょっと困る」という場合でも、組み立て式のゲルなら、夏休みや冬休みに家族が帰省した時だけ、など期間限定でアウトドアリビングを作りたい場合に活躍します。モンゴルではマイナス20℃にもなる厳しい冬でもゲルの中で過ごします。テント用の薪ストーブがあればポカポカです。ゲルならキャンプのテントよりテンションが上がり、大人も子供もきっと大喜びですね。

CASE6.既存のベランダを庭リフォームしたアウトドアリビング

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そんなに広いスペースもないし、数百万円するような大がかりな庭リフォームの予算がない場合は、既存のバルコニーやベランダを庭リフォームしてみてはいかがでしょうか。人工木のウッドデッキを使えばぬくもりのあるアウトドアリビングができあがりますよ。ルーバーフェンスを組み合わせれば、隣近所からの目隠しにもなり、風通しや日当たりもよいでしょう。また、テラス囲いをすれば、サンルームのように使用することもできます。お天気の良い日は冬でもポカポカですよ。組み立て式ハンモックやリクライニングチェアーを出してきて、存分にくつろぐことができます。

またベランダにプランターで設置できるミニガーデンをおくというのもアウトドア気分が倍増するアイデアの一つです。
リビングからもグリーンを眺めることができて癒し効果は抜群ですよ☆

CASE7.なんちゃってアウトドアを楽しむ


今人気のアウトドアリビングに憧れるけれど・・・、庭もなければ予算もない。雰囲気だけでも味わいたい方も多いはずです。そんな方の間で流行っているのが「おうちキャンプ」です。。

ベランダに人工芝やナチュラルな木目タイルなどを敷き、リクライニングチェアーや組み立て式ハンモック、観葉植物を用意してくつろげば、気分はもうアウトドアリビングです。

また「ベランダも無い!」という方は、リビングに小さめのテントやテーブル・イスなどのキャンプグッズを置いて、アウトドアアイテムを使ったごはん作りを楽しむという方法も。

夜になったら、キャンドルやランタンを焚き、あえて照明は付けないでディナーをいただくのもすてきですよ。照明を消して、地球のことや未来のこと、エネルギー環境問題に思いを馳せながら、スローライフを満喫するのもアウトドアリビングの楽しみ方のひとつかもしれません。

まとめ

人気のアウトドアリビングの庭リフォームを徹底調査してみたところ、かなり大規模なものから、既存の住宅でもほんの少しの工夫で、アウトドアリビングを味わうことができることが分かりましたね。
予算に合わせてどんなアウトドアリビングがおすすめなのか、まずは、庭のプロ集団『庭.pro』までご相談ください。

素敵なお庭で皆様の暮らしが豊かになれば幸いです。

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