本日剪定の問い合わせを頂いたお客様の元へ伺った際に、椿の害虫被害についてもご相談を頂きました。

4～5本ある椿のうち1本だけが何らかの虫に葉を食べられ、幹や枝が丸裸になってしまっていました…。
写真の通り、1本だけが可哀想なほど葉が食べつくされ、つぼみだけが残っている状態でした。

次の写真は、害虫被害に合わなかった椿です。

気づいた時にはすでに被害にあった後で、どんな虫に食べられたかは確認できなかったようですが、可能性として高いのが「チャドクガ」ですね！
発生時期は花終わりか夏場になります。新芽や葉の裏に集団で発生して一気に葉を食べていきます。
この毛虫の毛に触れると皮膚炎を起こしていしまうので絶対に触らないでください。家庭用の殺虫剤でも効果はありますが、死んでいる「チャドクガ」の毛に触れても痛痒い発疹が出るので気を付けてください！

椿に限らず、剪定により枝葉の風通しが良くなることで「チャドクガ」や害虫の発生の予防になります。
木にとっても人にとっても被害を最小限にするためには、剪定は定期的に行うことをおすすめします！