こんにちは。庭.pro編集部スタッフが育てている「アボカドの木」(ハス種)が順調に大きくなってきました。撮影日は本日、2022年7月22日です。このアボカドの木は、左がちょうど1年位で、右が7ヶ月位です。スーパーで大きいアボカドを見つけたので、美味しくいただいた種を水耕栽培したものです。
日本に輸入されている、普通サイズのアボカドは、ほとんどがメキシコ産のハス種という品種で、果皮がゴツゴツしていて、熟して食べごろになると皮が黒くなってきます。ハス種は耐寒性が少し弱く、-5℃を下回る地域での地植えは難しい模様ですね。
アボカドは、栄養価も高く、香りが強く、味も濃厚なので、我が家ではサラダにタコスにグラタンにと大活躍です。そんなアボカドは食べて美味しい、育てて楽しいので、是非、種から育ててみてくださいね。
アボカドを育ててみよう
アボカドを食べたら、種を水耕栽培してみましょう。気温が暖かくなる5月~8月頃が育てやすいですが、冬場でも出窓の日の当たるところであれば、発芽もしてくれます。発芽は室温にもよりますが、だいたい30日~50日くらいかかるので、水をかえながらじっと我慢です。外の殻は取っておいた方が発芽は早いですよ。
種から芽がでて、30㎝くらいになったら鉢に植え替えましょう。日光が好きなので日当たりがよい場所で管理しましょう。冬場は北風などが当たらない所が良いです。夏場の水切れには特に弱いので、用土が乾燥しないよう水やりを忘れずに行いましょうね。アボカドは肥料が大好きなので、春から秋の生長期には、ハイポネックスなどの肥料を施しましょう。幼木は茎が折れやすいので、支柱で支えてあげてくださいね。
アボカドは、栄養価が高く、「森のバター」とも呼ばれて、脂肪分を多く含んでとってもクリーミーです。その分カロリーは高めですが、その脂肪分の多くは不飽和脂肪酸なので健康的。美容と健康に欠かせないビタミンや、ミネラル、葉酸、食物繊維なども含まれているので、とっても美容的な健康食品です。
そんな、食べて美味しい、育てて楽しい、観葉植物にもなるアボカドを育ててみませんか。庭.proには、その地域にぴったりな樹木を使ったお庭づくりが得意な庭師が、お家にぴったりなデザインをご提案致します。
2022年7月22日
執筆者:造園技能士 竜門 健太郎