【ハナミズキ編】剪定の基本を庭師が伝授♪

ハナミズキ
ハナミズキ
街路樹としてよく見かけるハナミズキですが、実は庭木としても人気です。
ハナミズキは花のように色づく葉や、紅葉して赤い実を付けたり等、四季折々で楽しめます。
今回はそんなハナミズキの剪定の仕方や時期などをご紹介します。

目次

ハナミズキの基礎知識
ハナミズキの特長
ハナミズキの育て方
ハナミズキの剪定方法
ハナミズキの剪定に適した時期

■ハナミズキの基礎知識

学名:Cornus florida
科名:ミズキ科
属名:ミズキ属
原産地:北アメリカ
和名:花水木
英名:flowering dogwood
開花期:4~5月
花色:白、赤、ピンク
植えつけ時期:11~3月
耐寒気温:強い
剪定時期:12~2月

ハナミズキは暑さと寒さに割合強く(北海道等の寒冷地は除く)、一般家庭のシンボルツリー以外にも街路樹や公園樹としても用いられる樹木です。

■ハナミズキの特長

ハナミズキの幹は細くまっすぐ伸び、4~10mと大きく育つ落葉高木です。
またハナミズキは、別名アメリカヤマボウシと呼ばれるほど日本産のヤマボウシによく似た樹木です。

春になると総苞片(そうほうへん)と呼ばれる色づいた葉が大きくなり、この葉を多く付けた中央に小さく咲いているものがハナミズキの花になります。前述の通りハナミズキはヤマボウシによく似た樹木ですが、比較してみるとハナミズキは総苞片の先がくぼんでいて、ヤマボウシはとがった形をしているのが特長です。このポイントが見分けるコツでもあります。

秋になると葉は紅葉し、つやつやとした真っ赤な実で核果と呼ばれる性質の実をつけるところも特長です。
残念ながら人間が食べることができませんので、そのおいしそうな見た目には注意が必要です。
※核果とは、核の中に種子があるものをさします。(例:桃、さくらんぼ等)

■ハナミズキの育て方

ハナミズキは自然樹形で、枝が横に広がるように生長します。広いお庭であれば問題ないですが、そうでない場合は育てる場所に合わせた剪定が必要になります。
育てる場所ですが、ハナミズキは日当たりの良いところを好みます。日陰でも育ちますが、紅葉したり実を付けたい場合は日当たりの良い場所で育てるのが好ましいです。ただ、西日には強くないため、西日の当たらない半日陰の場所で育てるのが良いです。
なお、風通しが悪いとうどんこ病という病気にかかりやすい傾向にあります。しっかりと剪定を行い、予防をしておきましょう。

■ハナミズキの剪定方法

ハナミズキは自然樹形のため、基本的には枯れた枝や不要枝等を切り落とす程度で良いです。

①主幹を剪定する
理想樹形を想定し、希望の高さよりも少し低めに剪定しましょう。
高さが決まったら、希望の高さに近い箇所で枝分かれしている部分の枝元で主幹を切り落とします。

②太い枝を剪定する
木の全体を確認しながら理想樹形を想定して、主幹から伸びる不要な枝を枝元から切り落とします。
枝を切り落とす際は、枝と垂直の角度で切り落とすのがベストです。切り口の面積が狭いほど木へのダメージも最小限に済みますよ。

③細かい枝を剪定する
枝が込み合っている箇所や、長く伸びすぎてしまった枝を見ながら、枝分かれしている枝元から剪定していきます。
枝の途中から切り落としてしまうと新芽が出てこなくなってしまうため、枝元から切り落としましょう。
コツとしては、枝の先が丸く膨らんでいる花芽を避けながら剪定を行うと良いです。花芽が付いていない枝は切り落としてもOKです。

■ハナミズキの剪定に適した時期

ハナミズキの剪定は冬の寒い時期、11~3月に行うのが良いです。
冬は休眠期で葉が落ち、生長が落ち着いているため、剪定により枯れてしまうといったリスクが少なくて済みます。
花芽の箇所が分かりやすく膨らんでいるため、花芽を切り落として次の開花時期に花が咲かないといった失敗も避けることができますよ。

また、基本的には夏場の選定は、木へのダメージが大きいため好ましくありません。
込み合った枝や伸びすぎている枝、風通しを良くするため等必要最低限の剪定のみにしておきましょう。剪定をしすぎてしまうと枯れてしまう可能性もあるので注意が必要です。
初心者の方は、無理をせず冬場に剪定を行いましょう!

2019年6月7日
執筆者:造園技能士 竜門 健太郎

笑顔で剪定する庭師の竜門さん

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