【エゴノキ】剪定の基本を庭師が伝授

エゴノキはエゴノキ科の落葉小高木で、北海道~九州・沖縄まで広く分布しており、全国の雑木林に多く見られ、近年は住居のシンボルツリーにも活用されています。
日本名は、果実の味がえぐい(えごい)ことに由来し、果皮には有毒なエゴサポニンを多く含んでいる。樹高は10mほどになり、5月~6月頃には、下向きの白い花を多数咲かせる。
エゴノキを庭木として植えている場合は、剪定をせず放任した場合、大きくなりすぎる場合もあるので、定期的なお手入れが必要です。

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目次

エゴノキの特徴
エゴノキの剪定時期
エゴノキの剪定をしてはいけない時期
エゴノキの剪定方法
エゴノキが枯れる原因
エゴノキの肥料
エゴノキの病気と害虫
エゴノキの増やし方
まとめ

エゴノキの特徴

エゴノキのとはどういった特徴をもつ木なのでしょうか。
分類:落葉中高木
原産地:日本、朝鮮半島、中国
樹高:4~10m
開花期:5~6月
葉張り(樹冠の横幅):2~5m
花色:白・ピンク
果実色:白
果実熟期:10月
用途:シンボルツリー、庭木
別名:チシャノキ・チサノキ

エゴノキは、落葉中高木の日本自生種で、北海道以外の日本の広い範囲で植栽可能な樹木です。エゴノキは白い花が下に向いて咲くため、欧米ではスノードロップツリーと呼ばれ、シンボルツリーとしても人気があります。
樹高は4~10mほどで幹が太くならずに株立ちで、細い幹から枝を四方に伸ばした、自然な樹形となります。和風でも洋風でもどちらのお庭にも似合い、雑木林の雰囲気のようなナチュラルガーデンに向いた樹木です。
また、エゴノキは、病害虫が少ない日本の自生種で、少々放任しても自然に樹形が整う手間が少なくてすむため、初心者の方でも安心して植樹できるのもメリットです。

エゴノキの剪定時期

エゴノキの剪定時期は、樹木の休眠時期となる11月~3月の葉が全て落ちた落葉期が、最適な剪定時期となります。
エゴノキが花芽を作る分化時期は7月~8月で、この時期より後に剪定を行った場合、翌年は花数を減らすことになるため注意が必要です。

エゴノキの剪定をしてはいけない時期

花芽を作る分花時期は7~8月で、その時期以降に剪定を行った場合、樹勢を弱めたり、来年の花数を減らすことになるために避けた方が良いでしょう。

エゴノキの剪定方法

エゴノキは自然樹形が美しいため、あまり剪定は行わず、周りに枝葉が伸ばせる余裕がある場合は、できるだけ自然のままに育てたいものです。
自然の樹形を保つ剪定の場合には、混みすぎて重なり合ったりしている枝を間引いたり、木の枝の内部まで光が届くような剪定を中心に行い、枝の途中で切るような剪定を行うと複数の新梢が伸びて樹形を乱してしまうこととなるため、枝の基部から切るようにしましょう。

エゴノキが枯れる原因

エゴノキが枯れる多い原因が「水切れ」と鉄砲虫(カミキリムシ)などの害虫です。エゴノキは活着すれば非常に丈夫で、地植えでは真夏の高温乾燥が続くとき以外に、水やりは必要ありませんが、活着までの間や株立ちなどで細長く育っている場合は水切れを起こす場合もあります。
鉄砲虫(カミキリムシ)の場合は、幹の状態をしっかりと確認してみましょう。穴が空いていた場合は、虫の仕業なので駆除しておきましょう。
尚、水はけが悪い土壌の場合も根腐れでかれる場合もありますので、その場合は土壌改良が必要となります。

エゴノキの肥料

エゴノキは基本的には肥料はあまり必要のない樹木ですが、樹勢が弱いようであれば、冬(1月~3月)に寒肥(有機質肥料)を与えましょう。開花後の7月にはお礼肥として肥料(化成肥料)を与えると効果的です。

エゴノキの病気と害虫

エゴノキは、褐斑病、さび病、うどんこ病などが発生する場合があります。予防は剪定を行い、通風と採光を心がけましょう。
害虫は、エゴノキアブラムシが虫こぶを作ったり、鉄砲虫(カミキリムシ)の幼虫が食入する場合があります。害虫は見つけ次第すぐに駆除しましょう。

エゴノキの増やし方

エゴノキはタネまき、挿し木、接ぎ木、とり木と、4種類の方法で増やすことができます。
タネまきは10月頃に熟成したタネを採取しすぐにまきましょう。挿し木は春の生育が始まる直前の3月、もしくは、開花後に行います。昨年伸びた枝の中を10cmから15cmほどの長さに切り土に挿します。接ぎ木は3月頃が適期で実生苗を台木に用いて切り接ぎを行います。とり木は、5月頃に環状剥皮を行い、とり木(高とり法)すると秋頃には発根します。

まとめ

エゴノキは雑木の雰囲気を持ち合わせた自然樹形が美しい樹木です。初夏には小さな真っ白な花を咲かせ可愛い実もなるシンボルツリーにもおすすめ。あまり手間のかからない、育てやすいエゴノキをお庭に植えてみませんか。
剪定やお世話などの作業が難しい場合は、庭のプロ集団『庭.pro』までご相談ください。
綺麗な庭で皆様の暮らしが豊かになれば幸いです。

2020年4月20日
執筆者:造園技能士 竜門 健太郎

笑顔で剪定する庭師の竜門さん

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