【ローズマリー】剪定の基本を庭師が伝授

ローズマリーの剪定
ローズマリーの剪定ローズマリーは手軽に収穫や栽培が楽しめる汎用性の高いハーブとして有名です。また、ローズマリーは初心者にも育てやすい植物になります。ローズマリーはハーブなので、剪定した葉をそのまま食用などに使用できるのが嬉しいところです。
今回はそんなローズマリーを楽しむためにも剪定の時期や方法についてをご紹介します。

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目次

ローズマリーの基礎知識
ローズマリーの特長
ローズマリーの剪定方法
ローズマリーの剪定に適した時期
ローズマリーの剪定の注意点

■ローズマリーの基礎知識

学名:Rosmarinus officinalis
科名:シソ科
属名:マンネンロウ属
原産地:地中海沿岸地方
和名:マンネンロウ(迷迭香)
開花期:3~6月、9~11月
花色:青、紫、ピンク、白
植えつけ時期:3月~5月、10月
耐寒気温:強い
剪定時期:4月~6月

■ローズマリーの特長

ローズマリーは、生長すると高さ2mメートル弱までになる常緑低木です。花の色は青や紫系統の色がほとんどですが、中には白やピンクのものもあります。
また、ローズマリーには様々なか品種があり、立性と匍匐(ほふく)性という種類に分かれています。上級者になると、立性のローズマリーを生垣として用いる方もいらっしゃいます。
※立性…茎や枝が直立して生長する種類
※匍匐性…茎や枝が地を這うように成長する種類。

■ローズマリーの剪定方法

まずはじめにローズマリーを剪定する際の道具ですが、清潔なハサミを使用しましょう。ハサミが汚れていると切り口から菌が入り、病気になる原因になりかねません。

続いて剪定方法ですが、大きく育てたい場合は枝先を、小さく保ちたい場合は枝の分かれ目で剪定しましょう。
枝先を切ると、そこから脇芽が生え枝分かれで生長していくため、樹形が大きくなります。枝の分かれ目で切ると、脇芽が生えてこないので小さく保つことができますよ。
その他には、病気や枯れる原因になるような枝は定期的に剪定をしましょう。

・込み合う枝
ローズマリーは乾燥を好み、湿気を嫌います。
枝が込み合うと風通しが悪くなり蒸れてしまいます。枯れてしまったり病気になる原因にもなりますので、こまめに切り戻しや不要な枝を剪定し、風通しを良くしましょう。

・摘心(てきしん)
摘心は枝茎の先端の芽(頂芽)を摘むことを言います。
花が咲き終わり、花が茶色くなってしまった部分までを目安に剪定・切り戻しを行いましょう。
剪定・切り戻しを行うことで、見た目もキレイになりますし、発芽や開花を促すこともできます。また、風通しも良くなるため、病気の予防にもなりますよ。

・不要枝
庭木の場合には、樹形を乱す枝を中心に剪定を行いましょう。不必要に伸びすぎた枝や、茂りすぎている枝等を切り落とします。
枯れている枝も放任しておくと病気の原因になります。折れている枝も、後々枯れてしまいますので、見つけ次第切り落としてしまいましょう。

■ローズマリーの剪定に適した時期

ローズマリーの剪定は、一般的に春から夏前までの4月~6月頃の剪定がおすすめです。
タイミングが遅いと、その年の花芽に影響が出やすくなりますので注意が必要です。新しい茎を育てるような剪定は、なるべく夏の7~9月頃は避けましょう。
毎年の剪定が必要ですが、なかなか定期的な剪定が難しいということでしたら、収穫も兼ねて行うのも良いですよ。

■ローズマリーの剪定の注意点

・乾燥した気候を好むので、湿気には気をつけましょう
剪定を怠ると、枝が込み合い蒸れやすくなっていしまいます。ローズマリーは湿気に弱く葉が枯れてしまいますので、こまめに剪定を行いましょう。
ローズマリーは過湿になると、葉が黒く痛んでしまいます。剪定を行い風通しを良くしておきましょう。

・木質化させないよう、こまめな剪定を
ローズマリーは株元が木質化してしまう植物です。木質化とは、茎の部分が茶色に変色してしまうことをさします。
そうなってしまうと、剪定ばさみで切ることも難しくなってしまいますし、何より葉や花が出にくくなってしまいます。あまりに放任しすぎてしまうと上の方まで木質化してしまうので、なるべくこまめに古い茎から切り戻し剪定を行いましょう。

初心者でも育てられるローズマリーですが、もしお困りごとや心配なことがあれば、お気軽にプロの庭師にご相談してみてください。

2022年2月15日
執筆者:造園技能士 竜門 健太郎

笑顔で剪定する庭師の竜門さん

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