【欅(ケヤキ)編】剪定の基本を庭師が伝授♪

ケヤキ 剪定
ケヤキ 剪定

ケヤキは、街路樹や並木道等としても重宝されており、箒を逆さにしたような樹形が美しいことから、盆栽としても作り甲斐のある樹木ともいわれています。
本来ケヤキは自然に美しく樹形を保ちながら成長する樹木ですが、手を入れず自然に育ててしまうと20m以上の大木になってしまいます。限られたスペースで育てる場合は、生長後のスペース等を考慮し、大きく育たないような工夫していきましょう。
今回はそんなケヤキの小さく保ちながら育てる方法や剪定についてをご紹介していきます。

目次

ケヤキの基礎知識
ケヤキの特長
ケヤキの剪定方法
ケヤキに適した時期
ケヤキの剪定の注意点

■ケヤキの基礎知識

学名:Zelkova serrata
科名:ニレ科
属名:ケヤキ属
原産地:日本(九州~本州)、朝鮮、中国
和名:けやき
開花期:4~5月
花色:淡い黄緑色
植えつけ時期:3月~4月、10月~11月
耐寒気温:強い
剪定時期:10月~3月

ケヤキは日本全国に自生しており、街路樹や庭木、盆栽としても植えられています。春の芽吹きと秋の紅葉が美しく、大木になっても繊細さを失わないたたずまいがあります。

■ケヤキの特長

葉は長さ5cm前後程の大きさで縁がギザギザしており、花は4~5月頃に葉が出る前に開花します。
そして秋には美しく紅葉します。紅葉の色は固体によって異なり、赤や黄色へと変化していきます。
ケヤキは新緑~紅葉~落葉と四季折々で移り変わる樹木の様子を楽しむことができます。

ただ、ケヤキは高さ20~25mもの大木になり、固体によっては40mにもなります。
広い場所で育てることができれば、剪定を行わなくても問題ないですが、スペースが限られている場合は、若木のうちから樹木を小さく保てるよう定期的な剪定が必要になってきます。

■ケヤキの剪定方法

ケヤキの剪定では、枯れている枝や複雑に絡み合う枝を間引くように切り落としていきます。
若木の内は、大きさを抑えるため太く長く生長しそうな枝を剪定していきましょう。細い枝を残すように剪定をすると、自然の状態を保ちケヤキの樹形が乱れにくいですよ。

・不要枝
まずは枯れている枝や、絡んでいたり込み合っている枝を間引くように剪定をしていきます。

・込み合う枝
内部の風通しや日当たりを良くするため、込み合う枝は切り落としましょう。
葉が密生して湿度が高くなると、害虫の他に褐斑病などの病気にかかってしまう可能性もありますので、注意が必要です。

・太く、長く生長しそうな枝
若木の内は、大きさを抑えるために太く育ちそうな枝や長く伸びそうな枝を剪定しておきましょう。
その他にも、徒長枝や胴吹き枝等も生えやすいので、見つけ次第切り落としてしまいましょう。
また、毎年こまめに剪定を行うことがケヤキを小さく保つコツでもあります。

■ケヤキに適した時期

ケヤキの剪定を行う時期としては10月から3月の寒い時期が適しているといわれています。
木の生長が落ち着く時期ですので、樹木への負担も少なくて済みますよ。

■ケヤキの剪定の注意点

・大きくなりすぎたケヤキの剪定はとても危険
ケヤキは冒頭でも触れたように、大きくなると20m以上の大木になります。それと同時に、枝葉は横にも広がります。
大きさが維持できず生長してしまうと、「隣の敷地に侵入してしまう」「近隣の住宅の外壁を傷つけてしまう」「育ちすぎて日当たりが悪い」等々…ご自宅のトラブル以外にもご近所とのトラブルになりかねません。

また、あまりにも大きく育ちすぎてしまった場合は、はしごやクレーンを使用しなければ剪定できなくなってしまいます。高い場所での剪定は転落の危険もありますので、ご自身で剪定を行うのはやめておきましょう。

・無理な剪定は枯れる原因
ケヤキが大きく育った状態で強剪定を行うと、木が枯れてしまう原因にもなりかねません。
万が一枯れてしまうと、シロアリなど害虫の巣になってしまう可能性もありますので、あらかじめ不必要な剪定や落葉期以外の剪定を控えておきましょう。

何事にも無理に自分だけで解決しようとせず、お困りな事があればプロの庭師に相談してみましょう!

2019年7月19日
執筆者:造園技能士 竜門 健太郎

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