【イチジク】剪定の基本を庭師が伝授

イチジクの剪定

イチジクは関東より南の地域では育てやすく家庭向きで植え付け2年目から収穫できるという栽培が簡単な果樹の代表格です。ただカミキリムシの被害には気をつける必要があります。一般的に前年の枝や今年伸びた枝についた花芽が開花して結実します、しかしイチジクは、前年枝の先端についた果実が6~7月に熟す夏果と、今年伸びた枝の生育にあわせて結実し、夏から秋にかけて収穫できる秋果と、二つの季節に収穫ができる特徴があるので長い間楽しむ事ができる果実です。このページでは、イチジクの剪定の時期ややり方など、基本のやり方をプロの庭師がご紹介します。

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目次

イチジクの特徴
イチジクの剪定時期
イチジクの剪定をしてはいけない時期
イチジクの剪定方法
イチジクが枯れる原因
イチジクの肥料
イチジクの病気と害虫
イチジクの増やし方
まとめ

イチジクの特徴

イチジクとはどういった特徴をもつ木なのでしょうか。
分類:落葉低木
原産地:アラビア半島南部
樹高:2m~5m
開花期:5~6月
葉張り(樹冠の横幅):2m
花色:ー
果実色:濃い紫色
果実熟期:6月~10月
用途:果物
別名:無花果(イチジク)、映日果(イチジク)

イチジクは、クワ科イチジク属の落葉高木で、果実のことを「イチジク」とも呼びます。果実は、食物繊維、ビタミン、カルシウム、鉄分などを豊富に含んでいます。イチジクは庭木としても育てやすく、果実も美味しくいただけるため、日本では人気のある果樹です。
イチジクの木は受粉しなくても実がなる雌雄異株なので、2本以上植える必要がなく、地植えでも、プランター植えでも育てられることも人気のポイントです。

イチジクの剪定時期

イチジクの選定時期

イチジクの適切な剪定時期は12月〜2月です。葉が落ち木が休眠期間に入る、12月頃~2月の間に行います。
果実が実り始めた2年目以降の株は、果実の収穫が終ってからが剪定の時期となりますが、イチジク(無花果)は品種によっては冬の始まり頃まで果実がなる品種もあるため、このような場合は。果実が完全に付かなくなってから剪定を行いましょう。

イチジクの剪定をしてはいけない時期

イチジクの剪定は冬の休眠期が最適ですが、剪定を行う時期を間違えると、切り口から大量の樹液が出たり、切り口から菌が入り、病気になったりする場合があるため、注意が必要です。

イチジクの剪定方法

イチジクの剪定
イチジクの剪定は大別すると3つの方法があり、「夏果の剪定」、「秋果の剪定」、「夏秋兼用果の剪定」と、品種によって異なります。

夏果の剪定

夏果の品種では、2年目になる枝(2年枝)の先端に花芽が付き、この花芽が翌年、実を付けます。剪定は、枝1本あたりに、5個~8個の花芽を残し、枝の先端を切ります。翌年はその切ったところから新枝が出て、翌々年の花芽を増やしていきます。従い、樹形を乱したり、飛び出したりしている部分を切るようにして、翌年実を付けさせる花芽は切らないように気をつけて作業を行いましょう。

秋果の剪定

秋果の品種は、その年に伸びた新しい枝(1年枝)についた花芽が秋に果実を付ける品種なので、伸びている2年目の枝(2年枝)に花芽を2〜3芽残して切っていきましょう。来春にはそこから新梢が伸び、花芽が付いて夏・秋頃に収穫が可能となります。2年目の枝は1年目の緑色から茶色に変わっており、枝色を目安にして切るべき枝を確認しましょう。混み合っている枝や徒長枝のように勢い良く伸びて飛び出ているような枝も切って、風通しや日当たりが良くなるように間引きも行っておきましょう。

夏秋兼用果の剪定

夏秋兼用果は、夏果が2年枝の枝先に、秋果がその年に伸びた新しい枝に花芽を付けます。従い、夏果用に、枝に2〜3個の花芽を残して、その枝の先を切っていきますが、秋果用として、1年枝の2〜3本は、切らずに残しておきましょう。

イチジクのリフレッシュ剪定

イチジクのリフレッシュ剪定とは、骨格となる枝(主枝)を毎年入れ替え、イチジクの木を常に若い状態に保つ剪定方法です。通常の剪定方法に比べ、育成促進や果実の品質の向上、障害の回避などに効果があり、この方法での剪定を行う方が増えてきました。
リフレッシュ剪定のやり方は、古い主枝を切り、主枝を新しいものにリフレッシュ交代させる方法です。古い主枝を切ることで木の生長を促し、新芽が出るのが早くなる方法です。

イチジクが枯れる原因

イチジクは、寒さにあまり強くない果樹ですから、冬季の低温と乾燥で新芽の形成が遅れたり、枝枯れする場合があります。特に1年目の苗や鉢植えの場合はその影響を受けやすいため、防寒対策や水遣りなどに注意が必要です。

イチジクの肥料

地植え、鉢植えともに、11月~1月の間に元肥を施しましょう。6月・8月・9月には追肥を施しましょう。地植えの場合は、元肥、追肥ともに化成肥料で構いませんが、使用量は最小限度にして、堆肥などの有機肥料を使いましょう。鉢植えの場合は、元肥に有機固形肥料を、追肥には緩効性化成肥料を使用しましょう。

イチジクの病気と害虫

イチジクはカビで果実が腐敗したり、ミイラ状になったりする場合があります。さび病は、葉の表面に淡褐色の小斑点ができ、葉裏は黄褐色の粉状になり、葉はやがて枯れて落葉します。

イチジクの害虫は、カミキリムシ、センチュウなどが代表的な害虫です。カミキリムシは、幼虫が枝や幹に食い入って、枝や木全体を枯らしてしまうこともあるので、穴から出ている糞をたよりに幼虫を駆除しましょう。詳しくは、住友化学園芸 害虫・病気対策のページをご確認ください。

イチジクの増やし方

イチジクの増やし方は、挿し木と接木の方法があります。挿し木は、3月~4月頃に、前年に伸びた枝を2~3節に切って行いましょう。樹勢の弱い品種では、3月~4月頃に接木で行いましょう。

まとめ

イチジクは育てやすくご家庭向きの果樹ですが、寒さに弱く、関東地方より北部では地植えでの栽培は難しいとされています。また、カミキリムシなどの害虫被害が多いので、駆除や防除を行って愛情を注いで育てていきましょう。
剪定やお世話などの作業が難しい場合は、庭のプロ集団『庭.pro』までご相談ください。
綺麗なお庭で皆様の暮らしが豊かになれば幸いです。

2020年6月17日
執筆者:造園技能士 竜門 健太郎

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