「庭じまい」でバリアフリーにおすすめの外構工事10選

 

祖父や曽祖父の時代に造った和風庭園。剪定や草刈りなどのお手入が年々負担になって放置しているというご家庭も少なくありません。

次の若い世代に相続する前に、またご自身が元気なうちに、「庭石」や「松の門かぶり」などの昔ながらの庭のアイテムを撤去処分しておきたい、と「庭じまい」をお考えの方が増えています。
また、「庭じまい」でお庭をスッキリさせるのと同時に、日々の生活がもっと快適になるようにと外構工事を検討する方も多いそうです。

では、終活世代にはどんな庭リフォームがおすすめなのでしょうか。こちらの記事では、庭じまいにおけるバリアフリーのおすすめの外構工事についてご紹介したいと思います。

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目次

「庭じまい」の現状
昔ながらの和風庭園にあるもの
相続した土地を売ることも
庭のバリアフリーでもっと快適に!
「庭じまい」でバリアフリーにおすすめの外構工事10選
「庭じまい」でバリアフリーに ➀玄関アプローチ
「庭じまい」でバリアフリーに ➁駐車場
「庭じまい」でバリアフリーに ➂ウッドデッキ
「庭じまい」でバリアフリーに ➃庭屋根
「庭じまい」でバリアフリーに ➄スロープ
「庭じまい」でバリアフリーに ➅階段昇降機
「庭じまい」でバリアフリーに ➆段差解消機
「庭じまい」でバリアフリーに ➇玄関ポーチ
「庭じまい」でバリアフリーに ➈門扉
「庭じまい」でバリアフリーに ➉照明
まとめ

「庭じまい」の現状

昔ながらの和風庭園にあるもの

代々相続している実家などに、昔ながらの和風庭園はないでしょうか。特に、地方都市において、地元の名士や地主さんのお庭によく見られるのが、風流な「庭石」や「石灯籠」「手水石」「庭池」などのアイテムです。綺麗に手入れされていていれば観賞用としても価値があるものですが、かつては富裕層のステイタスと思われたものも、現代においては、残念ながら無用の長物となってしまっているお宅も多い様です。

相続した土地を売ることも

立派な庭石や松の大木などが邪魔になったと思っても、「高価だったんだろうな」「先祖や親に申し訳ないな・・・」と思い、なかなか処分できずにいる方も多いのではないでしょうか。

ただ、いつか親世代である自分達が亡くなった後に、その子供達が相続した土地を売却して、兄弟で遺産を分けるような日が来ないとも限りません。そんな時に、売却する土地に巨大な庭石や石灯篭などがゴロゴロあると、査定に響いたりすることもあるそうです。親が子に土地を相続する前に、生前に庭を片付けておくと安心ですよね。

庭のバリアフリーでもっと快適に

「庭じまい」は生前に行う終活の一環ですが、これで人生がお終いではありません。まだまだここから10年20年と生きる可能性も高いのです。庭の不要物を片付けてさっぱりしたところで、バリアフリーの外構工事を追加すれば、残りの余生を快適に過ごせるというわけです。
バリアフリーの外構工事は、高齢者や体が不自由な方だけのものではありません。健常な若者も含め、誰もが使いやすいサスティナブルな生活様式にすることを「バリアフリー」や「ユニバーサルデザイン」と呼んでいます。

「庭じまい」でバリアフリーにおすすめの外構工事10選

そんな誰もが使いやすい、バリアフリーの外構工事におすすめエクステリアをご紹介いたします。やってよかった、という声が聞かれる庭リフォームの中から10の庭リフォームを選んでみました。祖父母、若夫婦、孫、ひ孫、みんなが使い勝手がよいエクステリアとはどんなものでしょうか。ご自宅の環境に合わせて思い描いてみてくださいね。

「庭じまい」でバリアフリーに  ➀玄関アプローチ

おすすめのバリアフフリーの外構工事その➀は「玄関アプローチ」です。道路から玄関までの道のりが、昔ながらの住宅だと、風流な飛び石や、ぼこぼことした石畳だったり、防犯や美観の観点で敷いていた砂利のアプローチだったりしませんか?

そういった風情のあるアプローチも、バリアフリーの観点からすると不便なものも多いですよね。土の部分が多いと、雨が降った時に車いすで通ると、泥だらけに。人はお風呂に入ればきれいになりますが、車いすのお掃除は時間がかかって家族の負担も増えて大変です。

大きな庭石、石灯篭などの大きな構造物、松の木などの大木を撤去して、思い切って道路から玄関まで土間コンクリートなどで舗装してみてはどうでしょうか?

ただのコンクリートだと無機質になってしまうので、曲線を活かしてみたり、目地を取って植物のラインを作ったり、レンガをあしらって温もりを出したりと、デザイン次第でお住まいに合う様々な雰囲気に仕上げることができます。そこは実績のある庭リフォーム業者の得意とするところですから、何でも相談してみてくださいね。オリジナリティあふれるアイデアが飛び出すかもしれません。

「庭じまい」でバリアフリーに ➁駐車場

おすすめのバリアフフリーの外構工事その➁は「駐車場」です。地方都市では、車がないと買い物や病院通いにも不便ですよね。若いときはさほど苦ではなかった駐車場の乗り降りですが、不意に砂利に足を取られたり、なんでもない段差でつまずいたりすることも・・・。いつか車いすのお世話になった時に、乗り降りできるスペースはあるのでしょうか。駐車場が狭いと感じるならば、思い切って駐車場スペースを広げましょう。

こちらもコンクリートでは殺風景だと感じるならば、駐車場とグリーンのコラボレーションにしましょう。具体的な例を挙げると、土間コンクリートの目地に、芝やリッピアなどのグランドカバープランツを植えたり、壁際にグリーンフェンスを設けて、ハンギングバスケットの寄せ植えを作って吊るしたり、アサガオやクレマチス、アイビーなどのつる性の植物を這わせても素敵ですね。(バリアフリーの観点からは、トゲがある「つるバラ」などは避けたほうがよいでしょう)。

「庭じまい」の観点からできるだけ植栽は撤去しておきたい場合も、一画だけを花壇として残したり、プランターで育てれば大きくなりすぎることもありませんので、緑を愉しむこともできますね。

【施行実例】どの季節でも癒され笑顔にしてくれるお庭

【施行実例】コーナー花壇を土壌改良しアオダモをメインにした雑木の坪庭

 

「庭じまい」でバリアフリーに  ➂ウッドデッキ

【画像出典 LIXIL https://www.lixil.co.jp】

おすすめのバリアフフリーの外構工事その➂は「ウッドデッキ」です。ウッドデッキというと、アクティブな若い夫婦が子供たちを遊ばせたり、バーベキューやティータイムを楽しんだりという、アウトドアリビングの要素が強いように思うかもしれません。しかし、実はウッドデッキは、バリアフリーのエクステリアとして昔から活用されています。

洗濯ものを干すのに、リビングの掃き出し窓から日当たりの良い庭へ出る段差が高かったりわざわざ2階のベランダに干すのが大変な場合も、1階の部屋と同じ高さにウッドデッキがあれば、毎日の家事の負担も軽くなります。

また、昔ながらの住宅では、道路からすぐが玄関だったり、玄関に立派な大木が植わっていたりと、玄関周りが狭いケースがたびたび見られます。

玄関にスロープが設置できず、車いす生活になったからと大規模な改築をするのは、「庭じまい=終活」の観点からもあまりふさわしくありません。そんな時は、ウッドデッキに同素材でできたスロープと手すりを付ければ、玄関周りを改装しなくてもぐるりと庭に回って、リビングの掃き出し窓から入るのが広くて便利です。

バリアフリーとアウトドアリビングを兼ね備えた庭リフォームは、使い勝手もよく家族みんなが満足できる庭リフォームになりますね。

「庭じまい」でバリアフリーに ➃庭屋根

【画像出典:YKK AP https://www.ykkap.co.jp】

おすすめのバリアフフリーの外構工事その➃は「庭屋根」です。車いすでも通りやすい広い駐車場や、舗装された玄関アプローチがあったとしても、通院や買い物などで風雨の強い日に出かけなければならない時もあります。若いころは走って玄関に向かえば済むことでしたが、年を重ねて思う様に足が動かなくなると、走るとかえって危険です。そんな時に入り口まで屋根があったら、雨に濡れずにゆっくり家の中に入れますよね。

駐車場から玄関までのアプローチや、ウッドデッキなどに屋根があると雨でも慌てずに出入りすることができます。カーポートと同シリーズの屋根やサイドパネルがある商品もありますので、玄関アプローチの美観を損なうことなく設置できそうです。

またウッドデッキに屋根があるとアウトドアリビングとして何かと便利で重宝し、若い世代にも人気です。休日は大家族で屋根付きのデッキでバーベキューを愉しむなんて素敵な庭ライフが送れそうですね。

 

「庭じまい」でバリアフリーに  ➄スロープ

おすすめのバリアフフリーの外構工事その➄は「スロープ」です。さきほどご案内した通り、玄関やウッドデッキに短いスロープを設置するご家庭もありますが、平地の住宅であれば小規模のもので用が足りますが、もしご自宅が、高低差のある土地だった場合は、道路付近からの長いスロープを検討されてはいかがでしょうか。

道路と住宅に高低差があり、石階段などがある住宅の場合には、駐車場や門扉など、道路付近から入り口まで、小道のような長いスロープを設置すると、大変便利です。長いスロープがあれば、車いすや足の不自由な方だけでなく、子どもたちが自転車を引いて玄関脇の駐輪場に停めたり、お母さんがベビーカーを押したり、車輪の付いたものを押しながら出入りするのがとても楽になるんです。集めた段ボールなどをリサイクルゴミに出すときも、カートでガラガラ引いていけば、楽に集積場まで行けますね。

要介護認定を受けられた方が居れば、段差の解消のためのリフォームに補助金が支給される場合があるので、お住いの自治体に確認してから工事を依頼しましょう。

「庭じまい」でバリアフリーに  ➅階段昇降機

【画像引用:楽天https://item.rakuten.co.jp/fu-ku/ost/】

おすすめのバリアフフリーの外構工事その➅は「昇降機」です。玄関までに高低差がある場合のバリアフリー外構工事といえば、まず思いつくのがスロープだと思いますが、あまりにも角度が急な階段だった場合、スロープでは役に立ちません。そんな時に利用したいのが「階段昇降機」です。階段にレールのようなものを取り付けて、横向きに座り、登っていくのがこのタイプです。家庭用100Vコンセント使用のものならすぐに使えますね。

ただし、階段昇降機の設置費用は介護保険の適用外になってしまいます。なんだかがっかりしてしまいますが、諦めずに公的なサポートはないか調べてみてください。市町村独自の障害福祉サービスを受けられることがありますよ。借入とは違いますので返済する必要はありませんので安心ですね。
たとえば岡山市の場合、こちら→「岡山市すこやか住宅リフォーム助成制度について」
詳しくは、お住いの自治体にお尋ねくださいね。
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「庭じまい」でバリアフリーに  ➆段差解消機

【画像引用:東山電機製作所http://higashiyamadenki.co.jp/products/step-deferment/post381/】

おすすめのバリアフフリーの外構工事その➆は「段差昇降機」です。上記➅の階段昇降機は、レールの上を斜めに昇降するエスカレーターのようなものでしたが、こちらの段差昇降機は、エレベーターのように上下に昇降する機械です。距離はなくても大きな段差だったり、平地でも住宅の基礎が高かったりすると、人力で持ち上げるだけでも大変なものです。

そんな時に便利なのが段差解消機です。段差解消機の置き場所ですが、土のままではなく土間コンクリート舗装で平坦に仕上げます。この場合は介護保険の「改修」に当たりませんのでご安心くださいね。段差解消機は直線で入れない玄関であれば、90度曲がるL字乗り込みの可能なタイプがおすすめです。段差解消機も介護保険の適用外ですが、市町村の補助金が使えないか地方自治体にご確認ください。

「庭じまい」でバリアフリーに  ➇玄関ポーチ

【画像出典:YKK AP https://www.ykkap.co.jp】

あまり大がかりでないバリアフフリーのおすすめ外構工事その➇は「玄関ポーチ」のリフォームです。新しくできた住宅は玄関サイズも広めになっており、車いすでも入れるように設計されている場合がほとんどですが、昔ながらの昭和の建物で、たとえば北玄関のお宅では、庭を南に広く取ったり、寒風を入れないために玄関ドアを小さくしたりといった様々な理由で、玄関をあえて狭く作っているお宅もありました。

玄関のポーチの大規模な改装工事をしないと、車いすで入れないのでは?とご心配ではないですか?最近は同様に悩まれるご家族が多いためか、ニーズに合った商品が開発されています。ドアのノブを回して玄関を開ける「開き戸」から、横にスライドする「引き戸」にあっという間に変更可能なんですよ。画像はYKKAPの「かんたんドアリモ アウトセット玄関引戸」の例です。これなら一日であっという間に工事完了だそうです。

その際も玄関周りの大きな植栽は伐採して、後で処分し易いものに植え替えしておくとより広い動線が確保できます。出入りがらくちんだと、お出かけする回数が増えそうですね。

「庭じまい」でバリアフリーに! ➈門扉

【画像出典:YKK AP https://www.ykkap.co.jp】

おすすめのバリアフフリーの外構工事その➈は「門扉」です。自宅のエクステリアの使い勝手は、車いす生活になってみないと分からないところは多いものです。もし、ご自宅の敷地が、塀や門扉に囲われているクローズド外構になっていたら、しゃがんだまま門を開けてみてください。開きドアタイプだとかなり困難なのではないでしょうか。

玄関ドア同様、バリアフリーの外構工事をするなら、門扉も引き戸に変更することをおすすめします。また、サッシ(レール)があるタイプだと、車いすで通りにくかったり、わずかな段差でもつまずいて足をくじいたりしかねません。壁の後ろで、ローラーで支えているスライド式(引き戸タイプ)の門扉だと省スペースでできますよ。こちらも沢山の種類がありますので、ご自宅に合った色形が見つかるはずです。庭リフォーム業者に相談してカタログを見せてもらいましょう。

「庭じまい」でバリアフリーに ➉照明

バリアフフリーの観点でおすすめの外構工事その➉は「照明」です。若い人には意外かもしれませんが、ただ明るい照明に変えればいいということではないのです。

年齢を重ねると視覚が徐々に低下して、照明の見え方が変わってくるのだそうです。例えば、明るいところから急に暗いところへ移動すると、若い人でも一瞬目がくらみますよね。これを「暗順応」というそうですが、ご高齢の方だとそれがより顕著に現れ、見えやすくなるまでに2~3分ほどかかるのだそうです。しかも、明るいものを見た時にも照明の輝度が高く見えて、よりまぶしく感じるのだそうです。これを「不快グレア」と呼びます。

暗順応や不快グレアを解消する具体的な庭リフォーム案は、玄関アプローチの照明を間接照明にすることです。壁を広く照らすことにより明るい空間を感じることができます。通路の途中で暗いところがあると、先に記した暗順応で目がくらんでしまうので、まんべんなく明るくなるように、照明を設置しましょう。

昔ながらの石灯篭のあるお庭も、この機会に処分して、和風のお庭にも合う今どきの間接照明に変更して、安全を確保しておくと良いですね。

まとめ

ご高齢の方におすすめの「庭じまい」でバリアフリー化するおすすめの外構工事について記してみましたが、改めて書いてみると、高齢者だけでなく、誰もが「あったらいいな」と思う庭リフォームも多くありましたね。バリアフリーの工事は後付けが多いので、見映えが悪くなりそうなイメージがありましたが、最近ではおしゃれなエクステリア商品が増えているので、庭リフォーム専門業者に相談してくださいね。プロの視点から、何か良いアイデアをもらえるかもしれませんよ。

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